CotEditor 2.0.2
release:
Fixes
- ステータスバーに文字コード/改行コードを表示している時にウインドウが開かずアプリケーションがハングする不具合を修正。
CotEditor 2.0.1
リリース:
新機能
- 新しい AppleScript コマンド
comment out
と uncomment
を selection オブジェクトに追加
- 拡張子 “js“ を CotEditor スクリプトとして実行できるファイルタイプに追加
- ヒント: Yosemite の JavaScript for Automation として実行させるには
#!/usr/bin/osascript -l JavaScript
をシェバン (shebang) として使用します。
- ヘルプメニューに不具合報告のテンプレートを作成する “不具合レポートを作成…” を追加
- “BibTeX” シンタックス定義を追加
機能改善/仕様変更
- 開こうとしているファイルが 100MB 以上の時に警告を出す機能を追加
- “常に行頭からコメントアウト”設定のデフォルト値をオンに変更
- 改行コードのラベルを変更
- “Python”シンタックス定義を更新
- “Ruby”シンタックス定義を更新
- “R”シンタックス定義を更新
- ファイル名
.Rprofile
をファイル関連付けに追加
- “JavaScript”シンタックス定義を更新
- ドキュメント「AppleScript でのスクリプト作成」を更新
- サンプルスクリプトを更新
- “eRuby” シンタックス定義を削除
修正
- シンタックス定義から自動的に追加された拡張子で新規書類が保存できないことがある不具合を修正
- 分割ビューを閉じた後にアプリケーションがクラッシュする可能性があった不具合を修正
- Yosemite の JavaScript for Automation で操作できないオブジェクトがある不具合を修正
- シンタックス定義編集の「シンタックスを検証」で新たに追加された重複するキーワードが検出されない不具合を修正
- ファイル関連付けののコンフリクトの表示が常に空白だった不具合を修正
- 文書末にある引用符付きの文字列またはブロックコメントがカラーリングされなかった不具合を修正
- アンチエイリアシングをオフにした時に文字間が詰まりすぎて表示されることがあった不具合を修正(tsawada2さんに感謝)
- 行番号ビューをドラッグしたとき、テキストビューが逆にスクロールされる不具合を修正
- AppleScript で document オブジェクトの
contents
プロパティに文字列をセットできなかった不具合を修正。
- 単語選択モードでの選択範囲の拡張がうまくできないことがある不具合を修正
- 文字サイズを変更した時に現在行のハイライトが再描画されない不具合を修正
- ナビゲーション/ステータスバーを非表示にしていても、ウインドウを表示した時に一瞬だけ表示される不具合を修正
- ファイルドロップ設定を追加した時に追加した行がすぐに消えてしまうことがある不具合を修正
- サンプルスクリプトのスクリプト名をすべて英語に統一
- いくつかの日本語ローカライズの修正
CotEditor 2.0 のハイライト
- カラーリングテーマ機能
- エディタの配色をテーマに保存し、それらを簡単に切り替えられるようになりました。自分のテーマをファイルとして書き出して独自に配付することも可能です。
- 大幅なパフォーマンスの向上
- ファイルオープンやテキスト描画などでのボトルネックの洗い出しを徹底的に行ない、CotEditor のもたつきを大幅に解消しました。とくに巨大なファイルの扱いを改善し、いままで度々報告されていた巨大なファイルを開いたときのハング状態を防ぎます。
- コメントアウト/コメント解除の切り替え
- 選択範囲のテキストをショートカットキー (⌘/) やツールバーから簡単にコメントアウト/コメント解除します。コメントアウトに使う文字列はそれぞれのシンタックススタイルで設定できます。
- シンタックスカラーリングの追加
- 新たに “タイプ”, “属性”, “変数” がシンタックスカラーリングの配色として追加されました。
- YAMLフォーマットによる新しいシンタックス定義フォーマット
- シンタックス定義のファイル形式が従来の plist から YAML 形式に変更されました。これにより定義ファイルのファイルサイズが従来の半分以下になり、またスクリプトなどによる自作の定義ファイルの作成が容易になります。
- Yosemite 対応
- CotEditor 2.0 は Yosemite 上でもしっかり動きます。新しいアプリケーションアイコンも Yosemite スタイルです ;)
- 100 項目を超える新機能と改良
- 魅力的な改良はまだまだあります。すべての変更は以下のリストをご覧下さい。
CotEditor 2.0 の変更点
リリース:
2.0RC からの変更点はこちら
新機能
- テーマ機能
- コメントアウト/コメント解除機能
- シンタックス定義に新しい色 “タイプ”, “属性”, “変数” を追加
- シンタックス定義にファイル名の設定を追加
- これにともない、シンタックス編集シートでの表記を「拡張子」から「ファイル関連付け」に変更
- シンタックス定義にスタイル情報欄を追加
- ファイル保存時にシンタックスに応じた拡張子を追加
- シンタックス定義内の拡張子リストの最上位にある拡張子が使用されます。
- これにともない、以前まであった「ファイル保存時に拡張子“txt”をつける」オプションは廃止になりました。
- 引き続き拡張子 “txt” を自動的に追加したい場合は、環境設定 > フォーマットのデフォルトシンタックススタイルを “Plain Text” にすることで同様の効果を得られます。
- 横書き/縦書き切り替えボタンをツールバーに追加
- エディタを縦に分割するオプション
- 行番号をクリック/ドラッグして行を選択
- 「編集」に「行を選択」コマンドを追加
- “AppleScript”, “C#”, “Go”, “Lisp”, “Lua”, “R”, “Scheme”, “SQL”, “SVG”, “Rust”, “Swift”, “Tcl” シンタックス定義を追加
- 自動補完機能を追加(実験的実装, デフォルトはオフ)
修正
- 「検索文字列をほかのアプリケーションと共有」オプションが有効にならない不具合を修正
- 「CotEditor がアクティブになるとき新規書類を開く」オプションが正しく機能していなかった不具合を修正
- ファイルオープンパネルでのエンコーディング選択が無視されていた不具合を修正
- 引用符で囲まれた文字列内にコメント開始記号がある場合、同行内で引用符外にコメントがあってもカラーリングされない不具合を修正
- 不可視制御文字 Variation Selector の表示が消えることがある不具合を修正
- 環境設定ウインドウのヘルプボタンから該当するヘルプページが開かなかった不具合を修正
- エンコーディングの順序を変更したときにツールバーの選択がリセットされる不具合を修正
- ステータスバーの情報がウインドウ幅からあふれるとき、左右の文字が重なっていたのを「…」で省略されるように修正
- テキストの全文置換後に置換対象でないウインドウも再カラーリングが実行される不具合を修正
- 日本語を持たないフォントで日本語を入力したときになど表示フォントが混合した際にページガイドが誤った位置に描画されることがある不具合を修正
- ビューを分割しているとき、現在行ハイライトが編集中のビューのみに表示されるように修正
- 縦書きで行間を固定し現在行をハイライトしているとき、キャレットを移動すると行が微動することがある不具合を修正
- テキストを編集したとき、フォーカスのある分割エディタ以外の行番号が更新されない不具合を修正
- ツールバーアイコンを後から追加したときに、追加されたアイコンがそのウインドウの状態を反映していない不具合を修正
- 非互換文字リストの空欄をクリックするとコンソールにエラーログが吐かれる不具合を修正
- ウインドウが開いた状態で環境設定からビューの不透明度を100%から下げると既出のウインドウの背景が透けない不具合を修正
- カスタム行間設定パネルからの入力が即座に反映されない不具合を修正
- プリント時の不可視文字設定「書類の設定と同じ」が書類の設定を反映しない不具合を修正
- 選択範囲の最後に改行を含むとき、選択行数が1行多く表示される不具合を修正
- AppleScript Editor から
selection
オブジェクトのプロパティを見たときに range
プロパティの名前が character range
と表示される不具合を修正
- 正しく実行できなかったいくつかのサンプルスクリプトを修正
- OS X Lion において、環境設定のいくつかの設定項目が非表示になっていた不具合を修正
- 特定の環境下で一括置換時クラッシュすることがあった不具合を修正
- キーバインド編集シートで横スクロールの発生を抑止