CotEditor 2.1 のハイライト
- 自動バックアップ
- もうクラッシュで未保存分の編集を失うことはありません。CotEditorが逐次編集を自動でバックアップし、強制終了時でも次回セッションでは最終編集時点から再開できます。
cot
コマンドラインツール
- 新しい
cot
コマンドラインツールは、コマンドラインからCotEditorで書類を開くのに便利な機能を提供します。cot
コマンドは環境設定の連携ペインからインストールできます。
- 新しい検索&置換パネル
- 検索パネルをいちからデザインし直し、よりモダンで整理されたインターフェイスになりました。
- 新しい書類情報ビュー
- 書類情報ドロワーはサイドパネルスタイルに移行しました。これにより、フルスクリーンモードでも書類情報の閲覧が可能になります。
- OS X 10.7 Lion のサポート終了
- CotEditor 2.1 は OS X Mountain Lion もしくはそれ以降の環境が必要です。
CotEditor 2.1RC2 の変更点
リリース:
新機能
- 編集中の書類を自動でバックアップし、たとえアプリケーションが強制終了しても次回セッションでそれを再開する機能を追加
- この機能は実際のファイルを自動で変更するものではありません。変更をファイルに反映させるには引き続き手動で「保存」を実行する必要があります。
機能改善/仕様変更
- [beta.2] 未ローカライズだった簡体中国語ローカライズを追加 (Wei Wangさんに感謝!)
CotEditor 2.1RC の変更点
リリース:
機能改善/仕様変更
- Sparkle framework を 1.9.0 に更新
- [beta] 正規表現クイックリファレンスを表示中にさらに正規表現ヘルプボタンをクリックしたときは表示中のポップオーバーを閉じるように変更
修正
- フォントサイズを変更したとき、タブ幅が更新されなかった不具合を修正
- 印刷時にタブ幅がユーザ設定を反映していなかった不具合を修正
- [beta] Mountain Lion でクラッシュする不具合を修正
- [beta] Mavericks 以前で
cot
コマンドがインストールできない不具合を修正
- [beta] Mountain Lion でのいくつかの表示の不具合を修正
CotEditor 2.1β2 の変更点
リリース:
機能改善/仕様変更
- 「ウインドウ」メニューのパネル項目のキーバインドをカスタマイズ可能に
- [beta] 検索&置換パネルの改善:
- 「ハイライト」ボタンを復活
- 「置換と検索」ボタンを削除し「置換後に次のマッチを選択」をオプションで追加
- 検索フィールドにフォーカスがあるとき、Shiftキーを押しながらリターンすると検索方向が逆になるように変更
- 検索パネルを呼び出した時にかならず検索フィールドが編集モードになるように変更
修正
- 「編集」ペインと「フォーマット」ペインのヘルプボタンが正しく機能していなかった不具合を修正
- [beta] `cot` コマンドが相対パスを開けなかった不具合を修正
- [beta] 検索パネルがエスケープ文字を設定し損ねることがあった不具合を修正
- [beta] 検索パネルが正規表現の有効/無効およびシンタックスの変更を反映できないことがあった不具合を修正
CotEditor 2.1β の変更点
リリース:
新機能
- コマンドラインツール
cot
を導入
- AppleScript の documment オブジェクトに
tab width
プロパティを追加
- CotEditor スクリプトが最前面書類の絶対パスを引数として受け取るように
- OS X のサービス機能 “選択範囲を含む新規書類を CotEditor で開く” と “ファイルを CotEditor で開く” を追加
- “Erlang”と “Julia” シンタックス定義を追加
機能改善/仕様変更
- 対応する OS を OS X 10.8 以上 に変更
- 書類情報ドロワーをサイドパネルスタイルに移行
- 環境設定に書類情報の表示に関するオプションを追加
- 表示する書類情報の見直しと改善
- まったく新しい検索パネルの導入
- 正規表現エンジンには引き続き鬼雲を使用しています。
- 検索パネルに関する設定は一度リセットされます。再設定は検索パネルのギアボタンから行ってください。
- シンタックススタイル設定画面の表内のチェックボックスを複数同時に切り替えることができるように改善
- スクリプト実行中にメニューバーにギアアイコンを表示し、またそこからキャンセルができるように改善
- 自動インデントが有効なとき、
}
入力時にインデントを揃えるように変更
- 隠しメニュー項目「Finder で表示」を環境設定のシンタックススタイルアクションメニューに追加 (Option キーで表示)
- スクリプト実行時に最前面だった書類にスクリプトの実行結果も常に反映させるように変更
- esc キーで環境設定ウインドウが閉じるように変更
- 文字情報ポップオーバーをドラッグで一時的に固定できるように変更 (Yosemite 以降)
- コンソールパネルに関する変更:
- 「スクリプトエラーパネル」を「コンソールパネル」に改名
- ツールバーのスタイルを変更
- シンタックスタイルのファイルマッピングがコンフリクトを起こしているとき、ユーザカスタムシンタックスタイルを優先して選択するように変更
- エンコーディングに関するファイル拡張属性
com.apple.TextEncoding
の保存を、ファイルがすでに com.apple.TextEncoding
属性を持っているとき、もしくは新規書類作成時のみに限定
- テーマおよびシンタックススタイルを削除したとき、設定ファイルを即座に削除するのではなく、ゴミ箱に移動するように変更
- 選択範囲が複数あるときでも、「ユーティリティ」メニューのコマンドが正しく機能するように改良
- 再開時に書き込み不可のアラートが再度表示されるのを抑止
- テキストキーバインドのユーザ設定を保存するタイミングを遅延
- 書類タイプをローカライズ
- ビューが半透明時のテキストレンダリングを改善
- “Markdown”シンタックス定義を更新
- テキスト描画のパフォーマンスを改善
修正
- ファイルオープンパネルを表示したあとに、エンコーディング判定の内部設定が変更されてしまうことがあった不具合を修正
- 改行コードがCR/LFのとき、非互換文字のハイライトがずれていた不具合を修正
- キーバインド編集時の重複チェックがうまく機能していなかった不具合を修正
- キーバインド編集シートの「デフォルトに戻す」ボタンが無効になる条件を修正
- テキスト入力時に、アプリケーションがクラッシュする可能性があった不具合を修正
- 分割エディタを閉じた後に、アプリケーションがクラッシュする可能性があった不具合を修正
- すべて2バイト文字で構成され4,096文字以上あるユニコードでないファイルが開けなかった不具合を修正
- 環境設定でテーマを変更したときに、アプリケーションがクラッシュする可能性があった不具合を修正
- 文字をペーストしたときまたは他のソフトウェアから入力したときに、フォントが変更されてしまうことがあった不具合を修正
- 選択したテキストの末尾が空行のとき、選択行数が誤って表示されていた不具合を修正
- Unicode 16進数での文字の入力が失敗することがあった不具合を修正
- ハイライトを取り消したときにシンタックスカラーリングも除去されてしまう不具合を修正
- ファイルオープン時にシートを出すタイミングを修正
- 改行コードおよびエンコーディングの変更の取り消しとやり直しにおいて、ツールバーメニューの選択が変更されていなかった不具合を修正
- メインメニューの「行高」でチェックマークが表示されていなかった不具合を修正
- 簡体中国語のローカライズが一部抜けていた不具合を修正 (Wei Wangさんに感謝!)
- とあるアラートメッセージがローカライズされていなかった不具合を修正
- ほか、UI に関する些細な修正と改善
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