CotEditor 2.5.0β の変更点
リリース:
新機能
- 独立した“Unicode(UTF-8)BOM 付き”というエンコーディングを追加
- 開いたファイルに UTF-8 BOM が付いていたかどうかを上書き時に尊重するように変更
- ツールバーのポップアップボタンもしくは「フォーマット」メニューから書類のエンコーディングを“Unicode(UTF-8)BOM 付き”と“Unicode(UTF-8)”(BOM なし)で変更できるように改良
- “Unicode(UTF-8)BOM 付き”は“Unicode(UTF-8)”の次に自動的に追加されます
- 保存パネルからファイルに実行権を付与できる機能を追加
- 自動スペルチェックを有効にするオプションを追加(「編集」ペイン)
- “Lakritz”テーマを追加
改良
cot
コマンドラインツールを更新:- 存在しないパスが渡されたとき、
--new
オプションが指定されていたらファイルを作成して開く
- 存在しないパスが渡されたとき、
- 「ハイライト」および「ハイライトを解除」アクションを「検索」メニューに復帰
- フォントサイズ変更の振る舞いを改良:
- よりスムーズなピンチズーム
- フォントサイズの変更はフォーカスのあるエディタだけに適用されるように変更
- ピンチズームでフォントサイズをデフォルトサイズよりも小さくできるように
- フォントサイズ変更は、実際のフォントのサイズ値を変化させるのではなく、文字の大きさを視覚的に変化させるようになりました
- フォントサイズの変更がぶら下がりインデントを解除してしまっていた不具合を修正
- 分割されたエディタのいずれかでフォントサイズの変更をすると他の分割エディタのレイアウトが崩れた不具合を修正
- スマート引用符/ダッシュを同時に有効にするオプションをスマート引用符とスマートダッシュ記号それぞれについて行えるように変更(「編集」ペイン)
- 以下のテキストアクションにおいて、テキストが選択されていないときには書類全体にアクションを適用するように変更
- インデント > インデントをタブ/スペースに変換
- 行 > ソート
- 行 > 反転
- 行 > 重複を削除
- サイズの大きいファイルでのファイルオープン処理を最適化
- 「リッチテキストとしてコピー」アクションをコンテキストメニューに追加
- 未保存書類のウインドウ復帰を改善
- 縦書きモードでの行番号ビューにおける選択範囲の強調表示を改良
- 不可視文字の描画の改良:
- 描画パフォーマンスを向上(約 2 倍)
- アンチエイリアスがオフの時の描画を向上
- 以下のダイアログを書類モーダルシートとして表示するよう変更:
- 保存時にエンコーディングの互換性を尋ねるダイアログ
- プリント進捗パネル
- テキストの変更がなかった時にはインデント変換をアンドゥ履歴に登録しない
- 「保存時に行末の空白を削除」オプションが有効な時に、オートセーブで編集箇所の空白まで削除されるのを抑制
修正
- プリント範囲が見切れることがあった不具合を修正
- 特定の条件下でナビゲーションバー/ステータスバーの背景が描画されなかった不具合を修正
- 縦書きかつ行を折り返す設定のときに、行番号が誤った箇所に表示されていた不具合を修正
- 古い OS において、ファイルが制御文字を含む時に書類の表示が途中で途切れることがあった不具合を修正
- Mavericks およびそれ以前で、縦書き印刷に行番号を表示しようとするとアプリケーションがハングした不具合を修正
- プリント時に行番号が若干ずれて表示されたり一部印刷されないことがあった不具合を修正
- XML 書類アイコンを修正
- ローカライズされていなかったテキストを修正