CotEditor 3.0.0 の変更点
リリース:
3.0.0-rc.2 からの変更点はこちら
新機能
- macOS Sierra のタブウインドウに対応
- 「新規タブ」アクションを「ファイル」メニューに追加
- 同一ウインドウ内のタブ間でサイドバーの表示状況を同期
- ツールバーのシンタックスメニューで「最近使った項目」を上方にまとめて表示
- 独立した「ブロックコメント」「インラインコメント」「コメント解除」アクションをテキストメニューに追加
- イタリア語ローカライズを追加(Agostino Maiello さんに感謝!)
改良
- macOS 10.12 Sierra を対象 OS に追加する一方、 OS X 10.8 Mountain Lion および 10.9 Mavericks をサポート対象外とする
- すべての内部コードを Objective-C から Swift に移行
- アプリケーションアイコンをアップデート
- 検索パネルの検索アルゴリズムを変更
- 正規表現ライブラリを鬼雲 (OniGmo) から ICU に変更
- これにより、マッチの参照シンボルが
\1
スタイルから$1
スタイルに変更
- これにより、マッチの参照シンボルが
- 詳細検索オプションのラインナップを変更
- 正規表現ライブラリを鬼雲 (OniGmo) から ICU に変更
- オートセーブとバージョンをデフォルトで有効に
- サロゲートペアの片割れ単体の挿入を無効に
- ツールバーをアップデート
- 環境設定アイコンをアップデート
- 書類保存パネルの初期選択範囲からファイル拡張子部分を除外
- キーバインディング設定ファイルのフォーマットを変更:
- 以前の設定とは互換性がないため、環境設定で再設定してください
- スクリプトとフォルダとスクリプトメニューを自動で同期
- CotEditor 起動中にスクリプトフォルダを変更した時に手動でスクリプトメニューを更新する必要がなくなりました
- 新しい謝辞ウインドウ
- “Swift”シンタックススタイルを Swift 3 に更新
- “Coffee Script”シンタックススタイルでブロック正規表現に対応
- 記号周りのシンタックスカラーリングアルゴリズムを改良
- 新しい「行移動」パネル
- 「すべて検索」でマッチがなかった時も検索文字フィールドに「見つかりません」と表示するように変更
- 以下の低利用頻度のテキストアクションを削除:
- “charset=”形式でエンコーディング名を挿入
- “encoding=”形式でエンコーディング名を挿入
- 以下の低利用頻度のツールバー項目を削除:
- ナビゲーションバーを表示
- 行番号を表示
- ステータスバーを表示
- 「フォーマット」メニューから行高が変更できる機能を削除:
- これに伴い、AppleScript の
line spacing
プロパティも同様に削除
- これに伴い、AppleScript の
- ファイルオープン時の「書き込み不可」アラートを廃止
- エディタ透明度パネルの「デフォルトにセット」ボタンを削除
- 全角空白はインデントして扱わないよう仕様を変更
- シンタックススタイル編集パネルにヘルプボタンを追加
- フォント・テーマ・タブ幅も最後のセッションから復帰可能に
- 「左へシフト」アクションをより自然に
- 書類情報インスペクタからバイト長を削除
- 書類情報インスペクタで正確なファイルサイズも併記
- ファイルエンコーディング変更時のアラートをシートとして表示
- スクリプトマニュアルをヘルプに移動
- ウインドウサイズ設定ウインドウを半透明に
- ステータスバーをサイドバー側まで伸ばさないように変更
- 行高計算を改良
- 折り返し設定を変更後表示範囲を保つように
- 行番号ビューのドラックによるスクロールを改良
- テキスト編集中のシンタックスカラーリングを改良
- 「不可視文字を表示」アクションを有効にする条件を改良
修正
- アプリケーション終了時に検索文字列が他のアプリケーションに渡されていなかった不具合を修正
- スクリプトのいくつかの API で文字列を常に改行コード LF で返していた不具合を修正
- ページガイドの表示の有無を変更した時に以前の描画が残る不具合を修正
- 文字情報ポップオーバーに表示される拡大文字の描画範囲を修正