更新通知の“インストール”ボタンはCotEditor 3.3.0以降で使用できます。
それ以前のバージョンからアップデートする場合は、従来通りcoteditor.com/archivesからダウンロードして手動でインストールして下さい。
CotEditor 3.3のハイライト
- 起動時の書類の扱いがより賢く
- CotEditor立ち上げてからもっともっと直ちに作業に移れるように、起動した時の書類の扱い方に数々の改良を加えました。
- お好きなように並び替え
- 新しい「条件で並び替え」機能は、特定の列や正規表現など、自由な条件で選択範囲の行並び替えが行えます。もちろん、すっきりとした解りやすいユーザインターフェイスから。
- iCloudドキュメント
- 少々今更ではありますが、iCloudドキュメントに対応しました。これによりiCloud上にCotEditor専用の場所を得たほか、iCloudへのファイル移動やそこでの更新衝突の処理が簡単になりました。
- 共有機能の強化
- CotEditorでの書類共有でできることが増えました。
- さらにmacOSネイティブらしい見た目と操作感
- ユーザインターフェイスに細やかな調整を加えました。違いがわかりませんか? ならば成功です。
- より国際派に
- アラビア語・ヘブライ語・ヒンズー語などで使われる右から左 (RTL) の文章方向に対応しました。また、新たにポルトガル語(ブラジル)ローカライズも追加されました。
CotEditor 3.3.2の変更点
リリース:
修正
- 書類を閉じたときにアプリケーションがクラッシュすることがあったCotEditor 3.3.1の不具合を修正
- 「すべて検索」を正規表現オンかつグルーピングなしの状態で実行したときにアプリケーションがクラッシュした不具合を修正
CotEditor 3.3.1の変更点
リリース:
修正
- 特定の環境下でアプリケーションが起動後すぐにクラッシュすることがあった不具合を修正
- iCloudストレージが見えなかった不具合を修正
- 縦書きモード時のナビゲーションバー内の矢印の描画を修正
CotEditor 3.3.0の変更点
リリース:
新機能
- iCloudドキュメントに対応
- 起動時やリオープンイベントで自動的に開かれた空のウインドウがあれば、ユーザが明示的に開いた書類をそのウインドウの中に開くように
- 指定列や正規表現などの特殊な条件で選択した範囲の行をソートできる“条件で並び替え”機能をテキスト > 行メニューに追加
- 新しい設定オプション“前回のウインドウを復帰”を一般ペインに追加
- 新しい設定オプション“空白のみの行を含める”を一般ペインの“保存時に行末の空白を削除”オプションに追加
- 右から左の記法に対応し、フォーマット > 文章の方向メニューを追加
- さらに統合された共有機能:
- 共有の“人を追加”に対応し、iCloudドライブから書類を他の人と共有できるように
- 未保存の書類も共有できるできるように
- ファイル > 共有メニューから書類のテキストを共有する機能を削除(選択範囲のテキストはコンテキストメニューから共有できます)
- ほか細々とした改良
- テキスト > 変換に“半角に”と“全角に”コマンドを追加
- ポルトガル語(ブラジル)ローカライズを追加(BR Lingoに感謝!)
- 以下のファイルエンコーディングをエンコーディングリストに追加(新しいエンコーディングを有効にするには、環境設定 > フォーマット > リスト編集 から一旦設定をデフォルトに戻してください)
- タイ語(Windows, DOS)
- タイ語(ISO 8859-11)
改良
- システム要件をOS X 10.11 El Capitan以上に変更
- 検索パネルの入力フィールドに削除ボタンを追加
- “新規書類を開く”の設定オプション2つを1つにまとめ、“起動したとき何も開かれていなければ”設定オプションを新設
- “右にシフト”と“左にシフト”コマンドを複数選択範囲に対応
- コンソールに出力が追加されたとき、新しいメッセージが見えるように自動でスクロール
- 共有ウインドウを対象となる書類ウインドウの中に表示
- AppleのHuman Interface Guidelinesに合わせ、表示メニューとフォーマットメニューの位置を交換
- 縦書き/横書きを切り替えるメニュー項目をフォーマット > 文章の方向メニューに移動
- ステータスバーに表示するエンコーディング名をIANA charset名ではなくフル名称に
- テキストメニューのUnicode正規化メニュー項目に解説のツールチップを追加
- “ツールバーを表示/隠す”メニュー項目にショートカットOption+Cmd+Tを付与
- “カラーコードパネル”コマンドをウインドウメニューから削除(代わりにテキストメニューの“カラーコードを編集...”コマンドを使用してください)
- 設定オプション“検索文字列をほかのアプリケーションと共有”を削除
- 環境設定を開いたとき最後に表示したペインを表示するように
- エディタの不透明度設定に数値入力フィールドを追加
- 行の折り返し設定を変更したあとのスクロール位置をより自然に調整
- 検索パネルの入力欄に検索/置換結果が表示されているときもすべての入力値が見えるように入力欄右側に動的にスクロールマージンを追加
- Pythonシンタックス定義を更新
- 謝辞ウインドウのデザインを改良
- ヘルプのスタイルを更新
- ユーザインターフェイスに関する微細な改良
- 日本語ローカライズを近年のモダンなmacOSの表現に合わせるために更新
- 内部コードをSwift 4に更新
- 非AppStore版のみ: CotEditorがSandbox化される前のように、アプリケーションアップデート機能(Sparkle) が再び自動でCotEditorを更新できるように
- この機能は実際にはCotEditor 3.3.0から3.3.1へのアップデートから使用できるようになります。
修正
- タッチバーの入力補助で記号から始まるキーワードの入力がうまくいかず、そのためCotEditor 3.2.3で迂回策がとられていた不具合を解決
- 特定の文字で文字情報インスペクタのサイズが縦方向に広がりすぎることがあった不具合を修正
- 検索パネルの入力フィールドで制御文字の不可視文字が描画されていなかった不具合を修正
- CotEditorからヘルプビューアに飛んだときのスクロール位置を修正
- ローカライズされていなかったテキストを修正
以前のリリースノート