CotEditor 3.4.0の変更点
リリース:
3.4.0-rc からの変更点はこちら
新機能
- あらかじめ定義した置換条件を一括で適用できる複数置換機能(検索 > 複数置換)
- サイドインスペクタにアウトラインメニューを追加
- タブウインドウをショートカット
⌘+数字
で選択 - 検索オプションで正規表現がオンのとき、検索文字欄を正規表現パターンとして解釈:
- 正規表現のシンタックスハイライト
- 括弧文字の直後にカーソルが移動したとき、対応する括弧を一時的にハイライト
- 括弧文字をダブルクリックしたとき、括弧全体のまとまりを選択
- 新しいテーマResinifictrixを追加
改良
- ピンチズーム中、倍率が100%になったときに触覚フィードバックを返すよう改良
- 背景が暗いテーマでも文字が読めるように、ウインドウがアクティブでないときの選択範囲の背景色を調整
- エディタの不透明度が100%でないときは、現在行のハイライトも半透明で描画
- 括弧のペアをハイライトするときに、
\
でエスケープされた括弧を無視 - ウインドウを復帰させたときに選択していたインスペクタペインも復帰
- メニュー項目“情報を表示”と“非互換文字を表示”を新しく加わった 表示 > インスペクタ サブメニューに移動
- サイドインスペクタの切り替えアイコンの描画スタイルを変更
- 複数のシンタックスタイル/テーマを一度に読み込めるように改良
- 「インストール済みシンタックススタイル」欄に設定ファイルをドロップしてもスタイルを読み込めるように改良
- ナビゲーションメニューで連続する複数のセパレータが1つに統合される仕様を抑止
- 書類を保存するときに、書類中にあるIANA文字コードが書類の文字コードを異なっていたときにアラートを出す機能を削除
- コンソールを表示するショートカット
⌘1
を初期設定から削除 - シンタックスハイライトの進捗バーを表示するためだけだけにアクティブでないタブウインドウを最前面に切り替える動作を抑制
- 初期のmacOS High Sierraで発生したエディタが最下部までスクロールできなくなるシステムの不具合のためにCotEditor 3.2.4で施した迂回策を撤去
- シンタックスハイライトのパフォーマンスを改善
- “Java”シンタックススタイルを更新しキーワード
var
を追加(Marc Prud'hommeauxさんに感謝!) - trivial ふさわしい箇所では等幅の数字を使用
- trivial 非AppStore版のみ: Sparkleフレームワークを更新
修正
- 検索/置換を連続で繰り返したときにクラッシュしえた潜在的な不具合を修正
- macOS 10.12でフォント設定が変更できなかった不具合を修正
- 書類の最後で「上に移動」を実行したときにカーソル位置が追従しなかった不具合を修正
- 検索パネルにおいて、検索文字が履歴メニューから入力されたときに過去の検索結果がクリアされなかった不具合を修正
- サイドバーインスペクタのペインを切り替えたとき、その後のサイドバーの閉じる方向が常に内側だった不具合を修正
- スニペットキーバインドの設定をデフォルトに戻せないことがあった不具合を修正
- 書類を開いたときにアウトラインメニューの進捗スピナーが不要に表示されることがあった不具合を修正
- trivial いくつかのUI上の表記を修正