CotEditor 4.0.0の変更点
リリース:
4.0.0-rcからの変更点はありません
新機能
- macOS 11 Big Surに合わせたまったく新しいユーザインターフェイス
- アプリケーションアイコンをアップデート
- 書類ウインドウを再デザイン
- Apple Siliconをサポート
- Pascal(cbnbgさんに感謝!), Dockerfile, VHDLのシンタックススタイルを追加
改良
- システム要件をmacOS 10.15 Catalina以上に変更
- 書類ウインドウの改行コードおよびエンコーディングメニューをツールバーからステータスバーに移動
- ツールバーおよびステータスバーのデフォルト表示項目を変更
- デフォルトのテーマをDendrobatesからAnuraに変更
- Unicodeコードポイントで文字入力をするときに入力UIがカーソルのすぐ上に出るように変更
- 「保存時に行末の空白を削除」オプションの空白を削除するタイミングを保存時から入力中(随時)に変更し、一般ペインにあった設定項目も編集ペインに移動
- 行を条件で並び替えで「数字を数値として扱う」オプションが有効なとき、キーに含まれる数値をより賢く解釈するよう改良
- ナビゲーションバーにあるエディタを分割ボタンを右クリックするとエディタの分割方向が変更できるよう改良
- エディタが分割されていなくても書類のエディタ分割方向が変更できるよう改良
- 環境設定の連携ペインを廃止し内容を一般ペインに移動
- 「前/次のアウトライン項目を選択」メニューコマンドがナビゲーションバーが隠れているときでも使えるよう改良
- 選択範囲を動かしている最中でも選択範囲をライブでカウント
- 行番号部分をスワイプしてもエディタをスクロールできるよう改良
- CotEditorが特定のファイルタイプに対して暗黙的にデフォルトのアプリケーションになる優先順位を降格
- RubyやPythonなどUnixスクリプトで書かれたCotEditorスクリプトが、以前はフォーマットペインで設定したファイルエンコーディング優先順位をもとに解釈されていたのをつねにUTF-8として解釈するよう変更
- 書類内容が空でウインドウを閉じる時確認ダイアログが表示されないときはウインドウの閉じるボタンに編集済みを示すドット記号が表示されないように変更
- シンタックススタイルエディタで他の項目を編集中に項目を追加したとき、編集中の入力が破棄されないように変更
- 現在行ハイライトの角を丸く
- 編集している書類ファイル自身がエディタにドロップされたときも、相対パスのファイルドロップ設定 (
<<<RELATIVE-PATH>>>
) に対して絶対パスではなくファイル名だけを挿入 - ページガイドの表示を切り替えるツールバーボタンを廃止
- CotEditor 1.xで使われていたplist形式の古いシンタックス定義ファイルを読み込む機能を廃止
- trivial: 環境設定ウインドウのレイアウトを改良
- trivial: ツールバーアイコンのツールチップをより現状を表すように改良
- trivial: 縦書きのときの行番号描画計算を最適化
- trivial: 通常の横書きのときはnon-contiguous layoutをつねに有効に
- dev: 開発環境をXcode 12.2 (Swift 5.3, macOS 11 SDK)に更新
- dev: DifferenceKitパッケージをネイティブのCollectionDifferenceに置き換え
- dev: Yamsを3.0.1から4.0.0に更新
修正
- 日本語のようなタイプ後にユーザの選択を必要とする入力をするとぶら下がりインデントの幅が狂うことがあった不具合を修正
- trivial: 現在使われているシンタックス定義が削除されたときのツールバーのシンタックスメニューの選択状態を修正
- trivial: 縦書きで背景の明るいテーマを使っているときにiビームカーソルの隅が表示されなかった不具合を修正